
さて、紹介された病院に向かいます。
紹介状を渡して、これまでのあらすじを伝えます。
メッケル憩室、完全撲滅計画を実行する意思を伝え、手術をするまでの流れを説明されます。
撲滅までの流れ
1.カプセル型内視鏡を使ってメッケル憩室の場所を特定する
まずは小腸のどこから出血しているのか、メッケル憩室がある場所を特定するために、カプセル型の内視鏡を飲みます。
おなか周りに防弾チョッキみたいなのをつけます。
カプセルを飲むとこの防弾チョッキと連携して写真を撮影するようです。
カプセルは肛門から排出されます。
データは自動で送られるようなので、万が一トイレで流しちゃっても問題ないようです。
あと、使い回しではないようです。
たまに出てこない事もあるようで、、
例えばメッケル憩室に入っちゃうこともあるみたいです。
その時はそのまま手術に突入するみたいです。
2.肛門から先端にレーザーがついてるマツイ棒を入れてメッケル憩室を撲滅する
場所が特定できたら、手術の準備万端です。
マツイ棒による戦いが始まります。
説明を聞いて、まあ大丈夫だろう、これでメッケル憩室ともおさばらだと思っていた矢先。
先生から注意事項というか、手術のリスクについてお話がありました。
チキンになりました
※衝撃の事実が判明
先生から、これまで●件ほどこの手術をしたが、●件ほど途中で小腸内を傷つけてしまい、緊急手術をしたと説明されました。
え!?
一気に気持ちがなえました。
ちゃんと説明をしてくれたということなのでしょうけど。
ちきった
結論から言いますと、手術しませんでした。
馬鹿野郎と言うなら言って下さい。チキン野郎と言うなら言って下さい。
はい、チキンです。
帰宅後、先生から電話があり、早めに治療したほうがいいから、考え直さないかと言われました。
招待状をもらったからか、はたまた心配してくれたのか。
ただその思いに僕が応えることは今日までありませんでした。
大丈夫、もう出血しない。大丈夫。
そしてまた3,4年の月日が流れたある日。。。。
続く