
ネタバレあり。
作品情報
原題:Dabba
監督:リテーシュ・バトラ
制作年:2013年
上映時間:106分
制作国:インド/フランス/ドイツ
ジャンル:ドラマ/ラブロマンス
予告
キャスト
サージャン役:イルファン・カーン
イラ役:ニムラト・カウル
シャイク役:ナワーズッディーン・シッディーキー
イラの夫役:ナクル・ヴァイド
イラの母親役:リレット・デュベイ
レビュー:めぐり逢わせのお弁当の見どころ&あらすじ
1.お弁当が間違えて届けられる
イラは旦那が家庭に無関心な事に悩んでいます。
同じアパートの上の階に住んでいるおばさんのアドバイスで、美味しいお弁当を作ることにしました。
しかし、お弁当の配達のおじさんが間違えて別の人に届けられてしまいました。
返ってきたお弁当を見ると綺麗に食べられていたので、はしゃいでいましたが、ぬか喜びでした。
2.妻に先立たれた定年間近のサージャン
お弁当は、妻に先立たれ早期退職を考えていた、ちょっと孤独なサージャンに届けられていました。
彼はお弁当の宅配サービスを頼んでいましたが、いつもと違う美味しいお弁当を楽しみました。
3.手紙を書いてみる
上の階のおばさんに、その事を伝えると、また作ってみたらと言われました。そして一緒に手紙を入れたらどうかと。
イラは戸惑いましたが、言うとおりにしてみました。
4.おとぼけな部下シャイク
早期退職をするので、サージャンの元に変わりに働くシャイクが来ました。
コミュニケーションも苦手そうなサージャンは冷たく接しますが、陽気なシャイクのペースに徐々に乗せられて、彼の結婚式にも参列する間柄になります。
5.上の階のおもしろおばさん
上の階に住んでいるおばさんは面白い人です。
イラとも仲が良く、よき相談相手といったところです。
窓越しで全てやりとりしています。
6.逢ってみることにする
お弁当の味や家庭の悩みを相談するうちに、お互い好意を抱くようになり、遭うことになりました。
7.サージャンは現れず
待ち合わせのレストランで待っていたイラでしたが、サージャンは現われませんでした。
サージャンは当日、自分が自分で思っていたよりも老いている事を感じ、逢う勇気が湧かなかったのです。
しかし、レストランにはいて、離れた席からイラを見つめていました。
8.サージャンは仕事を辞め、イラも家を出ることを決意
手紙でサージャンがあえて現れなかったことを知ったイラは、なんとか彼に会おうと職場まで訪ねますが、もうサージャンはそこにはいませんでした。
手紙のやりとりの中で、二人で行きたいと言っていた場所がありました。
イラはサージャンがそこにいると思い旅立とうとします。
しかし、一度はそこに向かおうとしたサージャンでしたが、引き返し自宅に戻ってきたのでした。
まとめ
インドには、お弁当の宅配文化があるのですね。
朝に渡さないのは、出来立てを届ける意味もあるのでしょうか。それか満員電車で押しつぶされるのを防ぐのか(笑)
若干、浮気の匂いがしますが、定年間近で孤独なサージャンとイラの、ほのぼのラブロマンスですね。
いいじゃないか。